C++Builder 12 のデフォルトは ANSI になっています。デフォルトを UTF-8 にする方法と ANSI で作ったソースコードを UTF-8 に変更する方法を記載します。
デフォルトのファイルエンコードを UTF8 に変更する
デフォルトの設定を変更して、今後作成するソースコードのファイルが全て UTF-8 になるように変更します。
1.ツール > オプション

2. エディタ の [デフォルトのファイル エンコード] を ANSI から UTF-8 に変更する

『UTF8』に変更して、[保存]をクリックします。
3.設定後に新規ユニットを作って確認してみる

設定を変更したあとに新規ユニット、Unit2.cpp を作成したところです。画面の下の方に表示されるファイルの文字コードが『UTF8』になっています。

同じファイル、Unit2.cpp をメモ帳でも開いてみます。
ウィンドウの下の方に『UTF-8 (BOM付き)』と表示されており、新規ファイルが UTF-8 で作成されたことが分かります。
ANSI で作られたソースコードを UTF-8 に変更する
デフォルト設定を変更する前に作成したソースコードは ANSI になっています。この ANSI で作られてしまったファイルを UTF-8 に変更します。
1.ANSI で作られたファイルを開いて、ウィンドウ下の▼をクリックして『UTF8』を選択する

例は Unit1.cpp です。ウィンドウ下の方に 『ANSI』と表示されていますので、▼をクリックします。

プルダウンメニューが開いて文字コードが選択できますので『UTF8』を選択します。

ウィンドウ下の表示が『UTF8』になりました。ファイルを保存すれば UTF-8 で保存されます。
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